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YUMA代表 釜渕優子

Author:YUMA代表 釜渕優子

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楽しい議論と深い議論

KGマンダラート
↑この板書は「マンダラート」という問題解決ツールを使用した
ディスカッション時もの。
中央の「海外で生きていくために必要なものは?」というのがお題。
慶応大学の「アイアムソーリー」というケースから派生したものです。

+ + +

関西学院大学日本語教育センターでのビジネス日本語講座、
Bクラスはケースメソッドや問題解決ツールを使用したワーク、
ディスカッションを行っています。

こうした問題解決型の授業は、近年の企業が求める人材ニーズを受け、
日本人大学生の授業などでも注目されはじめていますが、
留学生対象の実施となると、まだまだ少ない印象です。

関学の留学生も、こちらが提示する問題解決や論理的思考ツールについて、
名前も初めて聞いたし、やってみるのも初めて、という人がほとんどです。
(経営戦略研究科の院生などは当然のことながら知っていますが。)

留学生がこういった問題解決型授業に取り組む場合、
問題になるのは「日本語力」だと想像される方も多いかもしれませんが、
中上級以上のレベルであれば、日本語力はそこまで大きな問題にはなりません。
(関学の3回生以上の学生は現時点では少なくとも問題ありません。)

では、何が問題になるかというと、
「問題点を客観的に把握する力」、「意見の論理的展開力」、
「問題解決へ積極的に取り組む力」、「他者との意見調整力」・・・、
これらが課題によって、また個々人によって、ばらつきが見られます。


例えば、簡単な例ですが、
「10名の中から1名選ぶ」という場合、

「Aさんがいいと思う。きっといい人だと思うから。」
「私もそう思う!」
「えー、私は反対。AさんよりBさんのほうが優しいし。」

グループによっては、このようなディスカッションになってしまう場合があります。
はなはだ主観的、かつ情緒的な流れのディスカッションは、
時として非常に盛り上がりを見せ、楽しいものになったりもします。

しかし、ここではた!と立ち止まり、
「なぜAさんを選ぶのか?」という論理的客観的理由、
そもそもどういう人材を選ぶのがベストなのか?などを、
疑問に思い、意見を交わしあう方向へ進むことができれば、
徐々に深い議論へと近づいていく可能性が見えてきます。

ただし、方向性をまとめる上で考え方の相違が明らかになったり、
お互い意見を譲らずなかなかうまくまとまらなかったりと、
深い議論は「楽しい」というよりも「あまり楽しくない」場合も
多いかもしれません。

でもその衝突をいかに乗り越えていくか?
いかに議論をまとめあげていくか?
議論するうえでの自分の役割とは何なのか?

そのようなことを試行錯誤で経験することで、
主体的な問題解決能力が身についていくと考えます。
またそれと同時に、自分の長所や短所、自分の立ち位置を、
留学生の皆には知ってほしいと思っています。

私のそんな思いが、
今の受講生のみんなに伝わっているかどうかは分かりませんが、
授業を受けている留学生の皆と同じように、
授業を行う教師の私も、「もっと深く」「もっと上手く」伝えられるよう、
試行錯誤で経験していきたいと願っています。







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